色弱が世界を変える

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今日読んだのはこの本。



伊賀公一氏の『色弱が世界を変える カラーユニバーサルデザインの最前線』です。
今日読み終わった本がもう一冊あります。
有川浩さんの『レインツリーの国
図書館内乱に出てきた本を再現したもので、聴覚障害者の恋愛のお話です。

レインツリーの国を読んだのも、この本を読もうとしたきっかけの一つです。
もう一つのきっかけは後ほど書こうと思います。

実は、自分は色弱です。
最近まで、このことはあまり人に言ったことはありませんでした。
どこかで障がいがあるといじめられるかもしれないという考えもあったからだと思います。
でも実際色弱でどう違うのかということは自分もあまりわかっていませんでした。
ただ色がよくわからないぐらいの認識でした。
レインツリーを読んで自分の障がいについて知ることが大切なんじゃないかと思って本を借りました。
日本人の男性の20人に1人が色弱だそうです。軽度は人によって違いますが。
そして、色弱は遺伝であり、病気ではないので治すことはできないそうです。
また、色弱は障がいではありません。

自分が色弱だとわかったのは、幼稚園くらいのころおばあちゃんの家でポンジャン(ドンジャラみたいなもの)をしていたときです。
自分がピンクの牌のことを水色と言ったんです。
自分の祖父もそうだったため親たちは色弱だと認識したそうです。
(祖父が色弱で祖父→母→息子の場合50%が遺伝で色盲だそうです。)
当時は自分が色を間違ったんだなぁとくらいにしか思っていませんでした。

昔は色弱の検査が学校でありました。
2002年まであったそうで、自分も小2くらいの時に一度だけやったような記憶があります。
書いてある数字読んでと言われてまったく見えなかったので何をしているのかわからなかった記憶があります。

色弱で困ったことはそれほどありませんがまったくないわけでもありません。
自分は小学生のころポスターにグラウンドの色を緑で塗ったことがあります。
グラウンドが緑だと思ったことこそありませんが、グラウンドと絵具を見比べて自分のなかで似ていたのが緑だったんだと思います。
それから色は見て判断するよりも知識として判断します。
だから黒板なんてものは文字通り黒なんだと思ってました。今では黒に見えながらも緑だと知識として認識してますが。
信号の青も青っていうのに緑だっていうのがよくわからなかったりと。
焼き肉はいつ焼けたかわからないので、だいたい親などにもう食べてもいいよって言われるまでとりません。
本にも書かれていたんですが、自分の服の色のコーディネートがおかしいことがあるかも知れません。
バランスの取れた色の組み合わせがわからないからです。
だから自分ひとりで服を買うことはまずないですし、選ぶときもとりあえず好きな黄色を選んでるだけです。

一般色覚者の人には色がわからないと言ってもあまり理解してもらえません。
今では技術も発達し、色弱の人がどう見えているのか擬似的に知ることができるそうです。
色のシミュレータ(iPhone app)
おそらく自分はP型の見え方です。iPod,iPhoneがない方はコチラで一枚だけでも比べてみてください。

本の話に戻りますが、この本は著者の人生と色弱の関わりみたいなを書いてあるんですが、読み始めの著者のことが自分ととても似ていて、同じ人がいるんや!この人はどんな気持ちなんやろって気になって、一気に読んでしまいました。

この本を読んで、色弱を隠さずに、色弱の人がいて、こんな風に見えているということを多くの人に知ってもらい、色弱の人も一般色覚者の人もみんなが過ごしやすい色の世界にを作っていくことが色弱の人のためにもいいことなんだと思いました。
そしてカラーユニバーサルデザインが普及していってほしいと思いました。
そのために自分ができることは、色弱の存在を知ってもらうことかと。

この本は一般色覚者の人にも読んでほしい本だと思いました。

初めに言ったもう一つのきっかけを。
オイルアンドウォーターです。
最近、この本を読む前から何人かに、色弱だということをカミングアウトしました。
色弱の人にはオイルアンドウォーター(マジックの名前)が見にくいということを伝えるためでした。
色弱の人には赤が黒っぽく見えたりします。
なので赤と黒のカードを混ぜたり、分離したりするO&Wはすぐに理解できずに楽しみにくいのです。
ちなみに数字の小さめのカードと絵札などで演じてもらえると見やすいです。
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